『Dynalist』はアウトラインプロセッサーです。youtube動画等の企画作りが簡単にできます。
動画制作の流れについて
動画をつく際にはいくつかの工程を経ることになります。
- 企画(プロット・台本作り含む)
- 撮影
- 編集
大まかにはこの3つとなります。
この中でもっとも重要な工程が企画と考えています。
企画の中身については、どのような動画を作りたいかイメージする。イメージを文字に起こす。文字に起こしたものを整理する。こんな感じになります。
文字に起こして整理する部分についてDynalistを使用してみましょう。
Dynalistとは
Dynalistは公式では「あなたの最高の仕事のための最高のアウトラインアプリ」と表現されています。
ここで言うアウトラインとは物事の概要や要点ということになります。何も考え無しに仕事や作業を始めることは出来ません。始めたとしても途中で考えながらすることになり効率が悪いです。Dynalistはアウトラインを作るための最高のソフトになります。
対応環境は以下の通りになります。
- WEB版(ブラウザ拡張機能)chrome Firefox
- パソコン版 windows macOS linux(64bit 32bit)
- アプリ版 iphone android
自分はこのうちパソコン版(Windows)とアプリ版(android)の二つを利用してます。
Dynalistでは違った環境で使用してもデータを同期できるので自宅でパソコン版、出先でアプリ版を使用するという方法がとれます。これがこのソフトの強みの一つと言えます。
ダウンロード先
Dynalistのトップページから一番したまでスクロールするとDownloadがありますのでクリックしてください。図の矢印の先です。


ダウンロードページで使いたい環境を選択します。パソコン版はクロスプラットホームになります。

Dynalistの外観と使用方法
ここではパソコン版(window)を使用して説明します。



画面左上にあるMy filesの+ボタンを押すとNew documentやNew folderが選択できます。New documentをクリックするとMy filesの下にドキュメントが生成されます。New folderを押すとフォルダが生成されます。
ドラッグ&ドロップで位置を変えたり、ドキュメントをフォルダに収納することも可能です。
ドキュメントを生成しましたら名前を付けましょう。名前の変更はドキュメントを右クリックをしてrenameから出来ます。フォルダも同様です。

ドキュメントに名前を付けると中央のタイトルも同じものになります。

エンターキーを押すと「・」が表示されます。この後ろに箇条書きをしていきます。エンターキーを押すごとに「・」が現れますのでどんどん書き込みましょう。

ある程度箇条書きが進んだら順番を入れ替えてみましょう。入れ替えは「・」部分をドラッグして、入れ替えたいところでドロップすると出来ます。

箇条書きした部分を選択してTABキーを押すと、その行だけ一つ段落が下がります。(TAB+shiftで一段上がります)上の行と一段下がった行は親子関係(階層構造)になります。子の行のしたにさらに子を作ることが可能です。
階層構造は展開と折り畳みが可能です。折りたたみ状態にすると「・」の形が二重丸に変化しているのでどこを折り畳んだのか忘れてしまっても安心です。

お疲れ様でした。基本的にこれだけ使えれば企画作り台本作りは可能です。

可能なのだ。
Dynalistの使い方応用編

画面左端に二つアイコンがあります。
ここではMy filesの表示を変更します。通常のモードとお気に入りだけ表示するモードが選べます。My filesの表示非表示の切り替えもこのアイコンから出来ます。

ドキュメントのタイトルにマウスを合わせると左側に三本線のメニューと☆のブックマークが表示されます。
☆マークをクリックすると一つ前に説明したMy filesの表示変更で見られるお気に入りリストに登録されます。

ドキュメントの箇条書き部分にマウスを合わせると左側に三本線のメニューと虫眼鏡のズームが選べます。

メニューを開いてみましょう。Add checkboxと下にあるマーカーと文字サイズ変更の3点はオススメの機能です。


Add checkboxを使うとTODOリストに出来ます。チェックを入れると横線がひかれて作業が完了したのが一目でわかるようになります。作業を中断した時にどこまでやったのかを一目で確認できるようになるのでオススメです。

マーカーは6色あり選択すると一行丸々色がつくことになります。重要だと思われる部分や分類分けするときに使用すると良いかと思います。

文字サイズ変更ですがH1 H2 H3とあります。H1にすると一番文字が大きくなりますので階層が分かれているところの一番親の部分をH1にすると見やすくなると思います。


画面右端の上の部分にはセッティングとメニューがあります。セッティングからはテーマの変更や画面構成の変更が可能です。色々いじって見ましょう。画面はデフォルトの状態になります。元の状態が分からなくなったらこの通りに戻してください。

メニューを開くと一番上に現在ログインしているアカウント名が出てきます。どのアカウントでログインしているかここで確認が取れます。
普段パソコン版をGoogleのアカウントでログインしているのであればandroid版も同じGoogleアカウントを選択すると即座に同期され共通の環境が構築されます。
作例

Dynalistで企画や台本を作るメリット
全体像を把握できる
思い出せなくて、作業が進まないということが無くなる
撮影現場が出先であってもスマホから確認が出来る
企画や台本がいつでも好きな環境で作れるようになる
手書きよりもキーボード入力の方が早い
最後に
動画制作時に企画さえしっかり作ってしまえば、残りの撮影と編集時点では考える必要がほぼなくなるため効率よく作業が進められるようになり時短ができます。企画を一番重要なものと考えしっかりと時間を使いましょう。
企画は作りだめすることが可能です。天候なのど関係で撮影に行けない状況になったとしてもその時間を他の企画づくりに割り当てることも可能になります。
Dynalistを導入すれば自宅のパソコンで、寝ながらスマホで、喫茶店でノートパソコンを使いながら等どこでも企画づくりが出来るようになります。ぜひ導入して始めてみましょう。
今後も役立つ情報を提供できればと考えています。ご覧頂き有難うございました。