
ブロガーやyoutuberで写真や動画の撮影をスマホのみで済ます人がいる。編集もアップロードもすべてスマホで完結させてしまっている。
とにかく物を持ちたくない。何事も必要最低限で済ませたい。そういったミニマリストが増えてきている。
そんな彼らの間で話題になり密かに所有者が増えている商品があるとしたら気にならないだろうか?今回はその中の一つを紹介したい。
製品の特長
- 重さ45グラム(三脚部25グラム、スマホホルダー20グラム)
- 縦81.6㎜、横34㎜、高さ18㎜(一番高いところ)
- 三脚はアルミ製で1/4インチネジ。
- スマホホルダーは最小54.25㎜から最大92.75㎜で伸縮する。伸縮部分はバネ仕掛けになっており引っ張ってからスマホを挟むタイプになる。ゴムのクッションはスマホをしっかりとホールドしてくれる。
外観









たたむと本当にポケットサイズになる。薄いのでポケットに入れてもかさばらない。ストレスなく持ち歩ける。
スマホをセットしてみた。



ブロガーやyoutuberは外で撮影する機会も多い。その際大きな機材を使ってしまうと目立つし周りに対し威圧的になってしまう。そのようなシーンではこのようなコンパクトな三脚はとても役にたつ。
スマホの角度調整方法







スマホホルダーの材質が樹脂になるため、やり方によっては製品を痛めてしまうかもしれない。そこで力学的に優しい方法がないか試行錯誤してみた。
その結果いい感じで出来た方法をお伝えしたい。(軽い力で動かせるはずなので無理は決してせずにおかしいなと思ったら製品をよく観察してみよう)
1、スマホをセットしたまま逆さにする。2、三脚の足を閉じる。3、スマホスタンドのスマホを挟んでいるパーツ(三脚に近い方)を左手の親指の第二関節付近、人差し指の第二関節付近、中指第二関節付近でしっかり固定する。(指先を使うと力を入れた時に痛かった)4、右手で三脚先端部分を親指と人差し指でつまみ上下左右に動かしてベストな角度にセットする。
左右の角度調整の時は右手は三脚のネジ付近を持つと無理なくできた。ちなみに三脚のネジはマイナスドライバーではなくコインで回すようになっている。参考までに世の中にはコインドライバーという専用工具もある。
分解するとこんな感じ




ICレコーダーに三脚をセットしてみた。






ソニーのICレコーダーPCM-A10との相性は良い。PCM-A10にはネジ穴がついており上記写真のように常につけっぱなしにしてもまったく邪魔にならない。
このスタイルで持ち出して虫の声や環境音、川のせせらぎを記録したり、自分の寝言を録音しチェックしている。個人的にも最高の三脚だと思う。
突然のダメ出し
ここまで、すごく褒めちぎったが欠点もある。角度調整のコツをつかむのに少々時間がかかる点。ポケットに入れっぱなしでそのまま洗濯してしまう可能性がある点だ。まあどちらも慣れの問題ではある。
総括
ミニマリスト達がこの製品にたどり着いたことは必然だったのだろう。それだけコンパクトではある。万能ではないが、動画撮影の際これさえあれば何とかなる場面も多いと思う。ぜひポケットに一つ忍ばせておきたいアイテムだ。